全く参考にならないメイキング(背景編)
- yukink0
- 2020年6月18日
- 読了時間: 3分
こんにちは、おかゆです。
今回は全く参考にならないメイキング背景編を綴っていこうと思います。
例によって長いのでお暇な方は是非(笑)。
・・・の前に、前回の補足と言うか覚書です。

なんとなくそれっぽくという適当さです。
建物の配置が何となく違和感あるな・・・?ってときに役立つ小技です。
せっかくデジタルお絵かきしているのだから機能はふんだんに使っちゃいましょう!というのが私のポリシー。そしてどんどんアナログから遠ざかっていくのであった・・・
話がそれましたが、それでは背景編行きます。
①空・雲の描き方

まずは空を作ります。エアブラシのやわらか機能で空のグラデーションを再現します。
遠くに行くほど白く薄く見えるので、この絵では下に行くほど白くグラデをかけています。
上の方は気持ち濃い目の色を置いています。

ここからは水彩筆の大活躍です。雲を作るのは「にじみ縁水彩」。
不規則に色を置いていくのがポイントです。白くなりすぎないように、描いては消し描いては消し。
この辺の技術はこちらも参考になるかと思います。

灰色で雲の影を置きました。それっぽくなりましたね。
クリッピング機能は本当に便利ですね(*'ω'*)

違う空の絵ですが遠近感を出したい時はこんな風に描いています。
空描くのめっちゃ楽しい
②建物編

建物は、まだ何回かしか挑戦してないので語れることが少ないです。
ただ基本は変わらず水彩筆を使います。
水彩筆は色がまざりやすく良く伸びるので、アンティークな壁などの汚れ、明暗を表すのには非常に適しています。
こちらを参考にさせていただきました。
レイヤーの透明度を下げなくてもある程度は形になります。
是非やってみてください。
建物は大体仕上げに「ガウスぼかし」機能を使っています。

こうすると適当な背景でもごまかしが聞く………ゴホゴホ
いやいや、人物にフォーカスされるので背景書き込んでも絵がスッキリして見えます。
ただ、水彩筆を使う場合、ぼかしすぎには注意です。
水彩筆という描き方が既にぼかしに長けているため、あまり暈し過ぎると線画との間に変な隙間が出来ます。まるで塗り残してしまったみたいに。
大体ガウスぼかしは数値6~15ほどに抑えるのがベストです。

こういう風に素材を使って背景を塗ったらぼかしたらちょっともったいない気もしますが(笑)。
③お花編
こちらも基本的には同じ。
「光」「1影」「2影」の3パターンを押さえておけば立体的に見えます。
水彩筆は「濃い水彩」時々「滑らか水彩」。
たまにグラデをいれるようにエアブラシ「やわらか」を使いました。

背景は敬遠しやすい部分ですがフリー素材を使って塗ると、パース認識の練習にもなります。
何も全部自分で描かなくたっていいんです。ネットにはプロが溢れているのだから。
使用する際には利用規約を読んで許可制ならば許可を得れば大丈夫!
背景楽しいよ。
次回、最後はいよいよ人物編ですが…この辺は本当に千差万別です。絵の肝ですね。
なので塗りが変わりやすい「瞳」「髪」にフォーカスして書いていこうと思います。
★今回使用させて頂いた元ネタ★
テイルズオブヴェスペリア(空、建物)
テイルズオブエクシリア(空、お花)
天と地のソネット(線画補足、空)
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