全く参考にならないメイキング覚書(線画~色置きまで)
- yukink0
- 2020年6月11日
- 読了時間: 3分
こんにちは、おかゆです。
このサイトも2500hitが近づいてきました。
何だかんだでもう開設して5年目なんですね。時の流れははやい。
さて、今日はTwitterでアンケートをとって一番需要のあった『絵の作業行程』を書いていきたいと思います。
はじめに言っておくと、私は線画をきれいに繋げないタッチなのでバケツ塗りなどしたことがありません。
この時点であんまり参考にはならないことがお分かりいただけると思いますが(笑)覚書の意味でも綴っていこうと思います!
使用ペイントソフト:clipstudiopaint
解像度:350dpi(カラーイラスト推奨解像度)
イラスト元ネタ:テイルズオブヴェスペリア
使用フリー素材(背景)
1.ラフ~線画

もはや自分さえ何が書いてあるのかよくわからないことがあります(笑)
ラフから仕上げまではオールデジタルです。
使用ペンツール
ラフ:『鉛筆』サイズ7~
線画:『リアルGペン』サイズ2~4

デフォルトのGペンでもそこそこいい線が引けますが、私は無料ダウンロードしたものを使っています。
以前はサイズは統一させていましたが、線にメリハリを付けると心なしか華やかに見えます。
構図にもよりますが…
こちらのイラストの場合はアオリ構図(のつもり)なので下にいくに連れてスカートの線を太くしていくと視線誘導がスムーズかと思います。
また、輪郭より髪の毛の線画はひとつ細目で描くことが多いかも。髪の毛の毛束を表現したいときにも多用しますね。
私は人体や服のシワを描くのが大好きでして、大抵なにかしらの資料を見ながら描いています。
わからないことを調べるのは手間ですが…ここは逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。
服のシワはいいぞ。
レイヤー分けは線画では大抵髪の毛とそれ以外の2つだけですね。
髪の毛はよく修正加えるので分けてます。
そうして出来た線画がこちら!

お城の外に出たことがないエステル、初めての光景に戸惑いや驚きや好奇心が止まらない。
そんな彼女をユーリは若干めんどくさそうに見守るという図(伝われ)。
旅の始まりの探りあいの関係ですね。
ちなみにこのイラスト最初はこういう構図でした。

うん、全く違うね!
最初はユーリを描くつもりでした。
おかゆにはよくあることです。
2.色おき

この作業が一番時間かかる。だってバケツ塗りが出来ないから。
バケツ塗り出来るならやった方がいい、絶対。
色おき…とは私の造語ですが、大体の色をパーツ毎に分ける作業です。
そう、パーツ毎に。
ここは装飾が多ければ多いほどレイヤー数が増えていく。データがどんどん重くなる。
しかしここをしっかり分けておくと後が楽です。アニメ塗りは特に。では何故パーツ毎に分けるのか。
それは、後から修正が効かせやすいからです。

この機能『色を変える』を使うとそのレイヤーは指定した色で統一されます。
つまり、同じレイヤーで塗ったものは全て色が統一されてしまうのですね。
なので、後から色を変えたいな…と思った時にこの機能は役立ちます。
マメな方はパーツ毎にレイヤーの名前を変えておくと更にわかりやすいです。
あとはレイヤー整理しやすいようにフォルダも作っておきましょう。
複数人物いるときや、背景があるときなどに。
私は…

まあ、自分さえわかればいいから(小声)
使用ペン:丸ペンまたはGペン

色々足しながら、出来ました。Twitterに進捗状況をあげたのでアカウント名入れています。
画像が多くなるので、幾つかに記事を分けようと思います。
次回は「背景編」です!
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