ユーリ!!!on iceの感想(ネタバレ注意)
- yukink0
- 2018年3月15日
- 読了時間: 3分

観ました。全部見て、もう一周したいです。
何と言っても物語のテンポの良さ、スケートのシーンの軽やかさ!凄いなこのアニメ・・・
あと10話EDでのバンケットのシーンを知ってからだと物語が全く違って見えるので、2週目したくなる。やられた・・・!
1話の冒頭で「僕の名前は勝生勇利!どこにでもいるフィギュアスケート強化選手~」みたいなこと言ってましたがなんかそれ総てが信じられなくなる(笑)まずどこにでもいるフィギュアスケート選手ってのがもう信じられない(笑)
何で唐突にヴィクトルが勇利のコーチになったの?っていうのもすっきりしたのもポイント高いです。
しかし10話の指輪交換シーンは????????私は何を見てるんだ???ってなりましたね。事前情報として仕入れていたにもかかわらずどうしてそうなったって目が点になりました。
が、「緊張状態に陥ったアスリートは時としてわけわかんないことする」とか言ってたからきっとそうなんでしょう(適当)。そもそも外国の選手いっぱい出てくるし、男女の垣根を超えて枠にとらわれないで観たらまた面白いかもしれません。9話のラストとか完全に90年代の月9だなとか思ってました。
ただ勇利、ヴィクトルの関係をただ単に安易に恋だの愛だのでは私は纏められないっていうか、でも師弟愛だけでもないっていうか・・・難しいです。ソウルメイトみたいなものだと私は(無理やり)解釈しました。
はっきり言って観る前の印象は完全に女性向けのアニメだなという先入観がありました。
でも全体的に確かに露骨なサービスシーン多いな?って言うのもあったんですが、スケーター生命の短さをさらっと、だけど印象的に伝えた特に4話のユーリと勇利の対比のシーンが本当に本当に最高でした。あのシーンは全話通して好きです。冒頭でも言ったけど話のテンポが気持ちいい。オープニングも徐々に変わっていっているのが、ヴィクトルの精神状態というか、成長なんだなと考えるとまた感慨深い。
私は9話まではグランプリファイナルで惨敗した勇利に救世主となる憧れのヴィクトルがコーチになるスポ根ものだと思ってみていました。でもそれが10話のヴィクトルの独白でガラッと変わる。
スケーター人生に身を捧げるあまり、二つのL(LoveとLife)を失って、大会5連覇を達成するも先が見えなくなってしまった足踏みしているヴィクトルの前に(酔っぱらって)現れた勇利が救う話だったんだ。これ分かったときちょっと鳥肌ものだった。そしてバンケットのシーンに爆笑した。
あと最終話で1話の冒頭で勇利に引退しろバーカと吐き捨てるように言ったユリオですらもグランプリファイナルで実は勇利に一目置いていたことが分かるのもまたこれ・・・。ユリオマジ・・・。この記事ではあんまり書いてないですけどユーラチカ(ユリオの幼少期の愛称)マジアガペーですよ。9話のピロシキあげるシーンでの笑顔に鼻血吹いた。
まだまだ語り足りない・・・!ですが語彙力も足りない・・・!ユーリ!!!on ice映画もあるそうなので、いつか見たいなと思ってます。